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家づくりで気になること

失敗からのアドバイス






鉄骨 or 木造


※ こちらへサイト移転いたしました 家作りの失敗例・後悔例

鉄骨の特徴

鉄骨の最大の特徴は、大きな開口が取れることです。
木造の場合、どうしても多く壁が必要になります。
2×4はもちろん、軸組みにしても耐力壁が必要ですから。
それに対して、鉄骨は基本柱ですべてを支えます。
その上、柱も木造よりも少なくても大丈夫。
そのため窓を大きく取れて、開放的な空間を作ることができます。
鉄骨のデメリットとしては、熱を伝えやすいことがあげられます。
どうしても木より鉄のほうが熱が伝わりやすいため、
結露の原因となったりもしますので、その対策が必要です。

木造の特徴

その重量に対して強いのが、木造の特徴です。
鉄のほうが強いのは間違いないのですが、木も十分強いのです。
そして、強いわりには軽い。
地震などにたいしても、軽いほうが当然揺れに対しても有利となります。
大きなデメリットとしては、シロアリと変形があげられます。
まず構造材がシロアリの被害にあってしまったら、もはや建替えが必要です。
その対策はとるのですが、鉄骨ではその心配は皆無です。
そして、変形。
木はその中に含まれる水分によって、伸びたり縮んだり、曲がったりします。
これは避けられないため、クロスに隙間ができたりするなどがおきてしまいます。

どちらがいいのか

一長一短というのが正直な私の考えです。
ただ、鉄骨の最大のデメリットは実は他にあります。
それはコストがかかること。
これが一番のデメリット。とにかく木造より高くなります。
錆が怖い、火災のとき崩れやすいなど、他にもいろいろ言われますが、
そのあたりは木造にも、シロアリや変形というデメリットがあり、
どっちもどっちといえます。
でも、コストについては絶対的に木造が有利。
そのため、基本的に大開口でとにかく開放的な家を希望する方以外は、
木造をおすすめします。
大きな地震のときに倒壊したのは木造だけで、鉄骨は一軒も倒壊していない。
こういったことがよく言われますが、
実際、新しい木造の家はほとんど倒壊していません。
木造の家が古くからあるため、
昔の建築基準で建てられた家が倒壊してしまったというのが現実です。
予算に十分ゆとりがあって、
鉄骨を選ばれるならそれはいい選択といえますが、
たいていは限られた予算だとおもいますので、
家を希望より小さくしたり、グレードを落としたりしてまで
鉄骨にこだわる必要はないと私は考えます。

※ 当サイトの情報には少なからず誤りがあります。

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