TOP

家づくりで気になること

失敗からのアドバイス






土地がらみの失敗


※ こちらへサイト移転いたしました 家作りの失敗例・後悔例

地盤補強費をあなどる

地盤調査ってハウスメーカーによって、有料と無料のところがあります。
建てようと思ったハウスメーカーが有料だったため、もうそのメーカーで建てるつもりで、
5万円ほど払い地盤調査をお願いすることにしました。
近所で新築した方が地盤補強なしだったという話を聞いていたので、
当然我が家も必要ないか、たいした費用でないはずって思っていました。
でも、それが甘かった。
地盤補強費150万円超。
あまりのことにいったん新築を見送ることに・・・。
正直、基本的に地盤補強しなければならないと考えていれば仕方ないと思え、
そのまま家作りを進めれたかも・・・。
ただ、あの時は動揺して、とにかくびっくりしてしまいました。
今思えば、地盤のことは運のようなものなのでどうにもなりませんし、
いずれ建てる際には結局掛かる費用です。
5万円を払ったわけですし、そのまま進めてもよかったと思っています。
数年後もう一度新築をしようと思い立って、以前のハウスメーカーにはなんとなく行きづらく、
別のハウスメーカーにお願いすることになりましたが、
以前の調査結果では駄目みたいで、再度地盤調査を行うことに。
結果は、少し安くなりましたが、140万。
今回は無料だったのですが、なんとなく2回調査したようで損した気分。
しかも、前のハウスメーカーのほうがなんか好みだったような・・・。
もしかしたらすごく費用がかかるかもって覚悟していれば、
実際かかる費用が出てきた時にも動揺せずに対応できたかも。

境界のトラブル

田舎だと結構多くの方が農地ですが土地は持っています。
そこで家を建てようとすると農地を宅地へ変更するのですが、
農地ってたいてい非常に大きすぎるので分筆をしなければなりません。
そういったことをしたことがないので知らなかったのですが、
分筆するときって隣の土地の所有者にOKをもらわないとできないんです。
自分の土地を分けるだけなのになぜ他人の許可が?って思いますが、決まりなので仕方ない。
で、ご近所さんとの仲も良好で、
自分の土地をどのように分けようが文句などないだろうと考えていたら大間違い。
自分の土地の境界ってわかりますか?
宅地ならば杭が入っていると思いますが、農地だとないことも多々ある。
杭が入っていたとしても、いい加減なもので測量図と異なる位置にあったり、
登記上の面積と実際の面積が異なることも本当によくあるのです。
登記上はもっと大きいはずなのに、実際は小さかったなど。
単純に損得の話となってしまうため、下手をすると、もめるもめる。
話をこじらせると分筆の境界確認を拒否される可能性も・・・。
まあ、なかなかそれほどまでこじれないとは思いますが、
分筆は時間が掛かるってことを考慮しておくといいでしょう。
時間がないとスムーズに行かなかったときに、よりこじれる原因になるんですよね。
我が家みたいに・・・・。

ご近所さんとのトラブル

知らない土地を購入して家を建てるとき、
それでも昼間や夜に行ってみて環境などを確認したりはしますが、
近所にどのような方が住んでいるかなんてことは調べようもありません。
まったく知らない土地に家を購入する方は少ないかと思います。
そこで近くに多少知り合いがいたら、あの辺はどう?近所に変わった人とかいない?
なんて聞いてみたりして、少しでも確認してみました。
そこまでしても、ご近所さんで失敗してしまう。
その聞いてみた知り合い本人が実はなかなか曲者だったようで。
そして、ご近所さんとうまくやるのが難しいもう一つの理由は、
なんと言っても新築ってことにあります。
大きな新規の分譲地でもない限り、周りはすでに家が建っていて、あなたの家だけが新しい。
どうしたって、多少のねたみもありますよ。
その上、工事中はどうしたってうるさかったり、振動が出ますから。
こっちは我慢してやったのにって思いもありますからね。
なので引越しの際は、できるだけのことをしましょう。
苦情など言われなくとも工事中はご迷惑をおかけしました、
なんて言葉を添えるだけで心象はよくなります。
最近は、近所付き合いも減っているとは思いますが、はじめだけでも丁寧にご挨拶しましょう。
そして、しばらくはできるだけ穏便に。
1年もすれば、そういったねたみなどはなくなり、ただのお隣さんとなりますから。

環境の見極め

土地から探す場合、日当たりとかも大切ですが、その他の環境のほうがもっと重要ですよね。
駅やバス停、学校までの距離、普段の買い物に使うお店までの距離など。
そういったものの中で、結構見落としがちなのが、ゴミだし場までの距離。
特に、それまでマンションに住んでいると、意識したことがないため見落としがちです。
これは遠からず近からずがいいのですが、まず、そんなものまで土地探し中には気が回らない。
さらに難しいのが、静かかどうか。
昼間は静かでも、夜行ってみたら、若者のたまり場になっていたり。
あとはあまりに静か過ぎると人が少ないってことでもあるわけで、
防犯って意味ではちょっと不安かもしれません。
そして、さらにやっかいなのが、空き地が近くにある場合。
空き地ってことは、何かがそこに建つことがあるわけです。
それが普通の住宅ならともかく、お店や大きな建物が建ったりして、
環境が大きく変わる可能性もあります。
このあたりのことは考え出すときりがないのですが、
やはり想定しておくことで、後々納得できるということが大切だと思います。
また、基本的に完璧な土地というものはありません。
どうしたって何かの欠点はあります。
なので、何を重視して、何を妥協するのかを考えながら土地探しをしましょう。
一番後悔するのは、もっといい土地が出てくるのでは?なんて考えて、
なかなか決断できないでいるうちに、売れてしまうこと。
なので、ある程度調べたら、ずばっと決断して下さい。
住めば都といいますから。

都心か郊外か?

これは環境の話とも重なりますが、都心という言い方をすると一部の方のみとなりますが、
町かそのはずれかっていう表現に変えるとどの方も当てはまるのではないでしょうか?
これは本当に難しい問題です。
これこそ一長一短であり、たぶんそれぞれ正解は異なるからです。
さらに言えば夫婦でもおそらく違うことも考えられます。
そして、都心なら予算的にどうしても土地と家は小さくなります。
ただ、資産としてみると、絶対的に都心の土地のが価値があります。
この問題は、ご家族でじっくりと話し合ってください。
話し合いをして、ある程度の結論を出す。
あいまいにしたままにしておくと後々非常に厄介です。
自分で決めたことならばしょうがないと納得できることも、
あなたが勝手に決めたってことになると、大きな不満になりますからね。
それからもし話し合いで都心なり、郊外なりに決めたなら、
条件に該当しない物件を見るのはやめたほうがいいでしょう。
土地なんてものは見れば見るほどわからなくなるものです。
見ているうちにどんどん妥協していき、一度出した結論もなくなってしまうことがよくあります。
そうしているうちに、決めてしまうと、まさに後悔の種となります。
あれ、都心にしようと思っていたはずなのに、
なぜか郊外に土地を買ってしまうなんてこともありえます。
都心のよさは、とにかく便利で、土地の価値が高いこと。
郊外のよさは、静かで、大きな家に住めること。
大雑把にいうとこんな感じでしょうか。
家族のライフスタイルからどちらが好みかをしっかり考えましょう。

日当たりが悪い

日当たりのいい家。これはだれもが考えることです。
でも、日当たりがよくて、利便性の高い土地ってすごく高い。
利便性と日当たり。なにを重視するかによって多少の我慢も必要です。
ただ、利便性というのは、住めば慣れるものです。
少しくらい不便でも、いつの間にかそれが当たり前になります。
何十年も住むわけですから。
でも、それが日当たりとなるとそうもいかない。
日当たりが悪いのも慣れるのでは?って思うかもしれませんが、
日当たりについては慣れるより、どんどん実感するという感じです。
経験上なので皆に当てはまるかは、わかりませんが、少なくとも私はそうでした。
アパートの2階に住んでいるような人は要注意。
私が住んでいたアパートは、非常に日当たりがよかった。
むしろ暑すぎるのでもう少し日当たりが悪いほうがいいな、なんて思ってました。
今ではなんて贅沢な悩みだったのだろうと思います。
日当たりがよくても長く住んでいるとそれは普通のことなので特に意識しないのです。
でも、日当たりがいいって本当にとてもありがたいことだって今ではわかります。

旗竿地

日当たりを重視して土地を探したのですが、
予算が少なめだったため、なかなかいい物件がありませんでした。
しばらく探してやっと日当たりのいい土地があったのですが、
それは2軒奥の旗竿地。
やっぱり普通の形の土地のほうが、と思いましたが、
予算上しかたなくそこに決めました。
もちろん狭い通路部分も重機が通れるような幅があるかなど確認しました。
これくらいならと思い決めましたが、生活し始めると気になります。
外出時、絶対に2軒の前を通らないといけないのですが、
その2軒ともがリビングに面していて、気にしすぎだとは思うのですが、
なにか見られているような感じがして・・・。
やっぱり普通の土地がよかったな。
旗竿地なので安かったのですが、せめて1軒分の旗竿地を探せばよかった。

 

※ 当サイトの情報には少なからず誤りがあります。

※ こちらへサイト移転いたしました 家作りの失敗例・後悔例

PR

ページのトップへ戻る
inserted by FC2 system